順風デルバーについてつらつらと

2012年6月12日 TCG全般コメント (8)

デルタバー（スピリットデルバー）の解説をやってみる。
まずはレシピ

《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》4
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》4
《ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain》4
《地下牢の霊/Dungeon Geists》2
《未練ある魂/Lingering Souls》4
《深夜の出没/Midnight Haunting》2
《思案/Ponder》4
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》4
《はらわた撃ち/Gut Shot》3
《四肢切断/Dismember》1
《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》4
《マナ漏出/Mana Leak》4
《順風/Favorable Winds》4

《金属海の沿岸/Seachrome Coast》4
《闇滑りの岸/Darkslick Shores》4
《氷河の城砦/Glacial Fortress》2
《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》2
《島/Island》3
《平地/Plains》1

＜構成について＞
土地16枚、インスタント・ソーサリー26枚（内ドロソ8枚）、生物14枚、置物4枚の構成になってます。
各カードの解説は今更いらないと思うので省略。
ただ、普通のスピリットと違うであろう順風の枚数と深夜の出没についてはちょっと解説。

・《順風/Favorable Winds》
問答無用の4枚。これが2枚もしくは3枚とかはありえない。人間デッキの清浄の名誉の枚数が減ることが無いのと一緒の理由で、引けば引くほど強い。

・《深夜の出没/Midnight Haunting》
普通のスピリットデッキでは未練4だけでこのカードは入らない形が多いけど、4だけだと引けないことがあるので水増しとして2枚。インスタントなのでリーク構えつつ動いてこなかった時に打てるのは偉い。

＜基本戦略＞
8ロードの部族デッキもしくは青白トークンとして戦う。順風が出せると一気に打点が上がるので思案で積極的に順風を探しに行くこと。
順風と隊長の2枚が揃えば、エリシュノーンを出されたとしても戦線が崩壊することが無い。
ちなみに実際にエリシュノーン出されても勝った試合が2回あり。

＜キープ基準＞
このデッキ使うにあたって一番重要。
正直キープがしっかり出来れば、後は何とかなる。

・土地4の場合、青黒ランドがあり尚且つ順風、未練、デルバーor思案orバウンスが無ければマリガン
・土地3の場合その後土地を3ターン連続で引いても大丈夫な手札ならキープ
例）未練、順風、地下牢、バウンスorはらわたor四肢切断
・土地2は基本キープ　ただし島×2ドロソなし＆島、青黒ランドドロソ無し（要は白マナとドロソ無し）はマリガン
・土地1は思案とデルバーあるならキープ
・土地0はギタ調×3、思案あるならキープ

＜各デッキとの相性＞
・赤緑ステロイド…6：4で有利。かがり火2連打されたら負ける。
・赤緑ケッシグ系…5：5ぐらい。順風と未練を何枚引けるかの勝負。
・青白デルバー…4：6ぐらい。基本先手ゲーだけど、相手のトラフトが止まらんので微不利
・赤白人間…6：4ぐらい。全てはサリアが殺せるかどうか。
・緑白人間…よく分からん。
・エスパーコントロール…3：7ぐらい。ピン除去2枚、全除去2枚、カウンター1枚、PW2枚ぐらい続けて叩きつけてくるので、さすがに未練と順風を2枚づつぐらい引かないと無理。全除去1枚目は何とかなるけど2枚目はきつい。
・黒白トークン…5：5。お互いの引き次第。